登記手続と裁判手続に分けてご説明します。

不動産や会社の登記は、弁護士も司法書士も代理人として手続をすることができます。しかし実際は登記業務まで行っている弁護士は少ないと思われます。登記業務については、やはり司法書士の専売特許といったところでしょうか。

裁判事務については、ちょっと複雑です。

弁護士は代理人として手続をしてくれます。

司法書士は、簡易裁判所管轄の事件（１４０万円まで）は、弁護士と同様代理人として手続をとります。地方裁判所管轄以上の事件や家庭裁判所管轄の事件については、ご本人自身が手続をとり、その書類を司法書士が作成します。

事案のケースバイケースで、弁護士に依頼した方がいいもの、司法書士に依頼した方がいいもの、と様々です。どこに手続を依頼すべきかというところからご相談を承りますので、お一人で悩まずにご連絡下さい。